この記事では、ジストニア(けいれん性発生障害)の芸能人・有名人を12選紹介します。
音楽家などに多いと言われているジストニア。発症を告白した芸能人の症状・原因などをまとめましたので最後までご覧ください。
伍代夏子
歌手の伍代夏子さんは、2021年3月2日に喉のジストニア(けいれん性発声障害)と診断されたことをご自身の公式サイトで明かし、歌手活動の一時休止を発表しました。
「2年程前から喉の違和感を訴え、歌だけでなく、普段の会話も困難な状況が続いておりました」と説明。「様々な検査や治療を施して参りましたが改善されず、最終的に『喉のジストニア(痙攣性発声障害)』であるとの診断を受けました」
ORICONNEWSより引用
伍代夏子さんは一時休止後、完治・活動復活に向けて治療に取り組み、2021年7月には初レコーディングを行いました。同年9月には「第48回歌謡祭」で半年ぶりに歌唱し、歌手活動の復活もしています。
庄村聡泰(ALEXANDROS)
人気ロックバンド「ALEXANDROS」のドラマー・庄村聡泰さんは2019年に局所性ジストニアと診断を受け、ALEXANDROSを勇退(脱退)しました。
具体的に申し上げますと現在、10分弱の演奏で自分の右脚は上手く動かなくなります。
rockinon.comより引用
痛みは全くないのですが無意識下の震えや痺れ、痙攣や麻痺、言葉ではなかなか伝え辛いのですが時間の経過に伴って頭と脚が上手く連動できなくなり、頭で思う動きを脚は聞いてくれない。まるで脳からの命令、通達を脚が拒否しているかの様に、上手く動かす事ができなくなってしまいます。
現在、庄村聡泰さんは音楽プロデューサー・スタイリスト・ライターとして幅広く活動されています。
3.澤田有也佳(アナウンサー)
ABCテレビの澤田有也佳アナウンサーは、2022年10月に「顎口腔ジストニア」の診断を受け長期休養を発表しました。
「1年前ぐらいから仕事として喋ることを繰り返していると、顎とか首とかが神経をどう動かしていいか分からへんという症状、顎口腔ジストニアになってしまいまして今、薬を飲みながらやってきました」
スポニチより引用
澤田有也佳さんは長期休養中、ジストニアのリハビリを受け、2023年2月にはABCラジオ「ミルクボーイの火曜日やないか!」に電話で生出演し、仕事復帰を報告しています。
4.山口智史(RADWIMPS)
人気バンド「RADWIMPS」のドラム・山口智史さんは2009年に「フォーカル・ジストニア」を発症し、無期限の休養が発表されました。
音楽家は、時に複雑な動作をハイスピードで繰り返すことを要求される、繊細な職業です。極度に集中したトレーニングを長期間続けた結果、楽器を前にすると脳がストレスや緊張で過敏に反応してしまい、エラーを引き起こすのが原因ではないかと考えられています。
RADWIMPS公式サイトから引用
山口智史さんは現在も休養中ですが、2022年頃から慶応義塾大学環境情報学部・准教授の藤井進也さんと自身の病気について研究されていて、Rhythm&Drums magazineにて、6年ぶりのメディア出演を果たし、ファンの間で話題となりました。
5.田島智之(AquaTimez)
人気ロックバンド「AquaTimez」のドラム・田島智之さんは「フォーカル・ジストニア」を発症したことを報告し、2018年12月31日にAquaTimezの解散が発表されました。
「左手にフォーカルジストニアという持病を抱えていたため、ドラマーとして第一線で活躍するのは難しいと判断しました。また、13年間、Aqua Timezに在籍して『やり切った』という思いもあり、あまり音楽業界に未練はなかったんです」
bizSPA!より引用
田島智之さんは解散後、音楽業界から離れてIT企業に転職しています。
6.鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)
人気バンドグループ「ゴールデンボンバー」のボーカルである鬼龍院翔さんは2012年8月に発声時頸部ジストニア(痙攣性発声障害)を発症したことを明かしています。
3年半前に発症した僕の喉の病気は喉の筋肉の異常な硬直によるもの(器質的異常に基づかない発声障害・ジストニアのようなもの)なので声帯の小さな膨らみとは無関係のものです。
長期のリハビリによって僕の声はだんだん調子が戻ってきて、やっと最近は生き生きと歌えるようになりました\(^-^
)/
「キリショー☆ブログ」より引用
鬼龍院翔さんは元々喉が弱く、過去に上咽頭炎を患ったことが原因でジストニアは発症した可能性が高いと言われています。
鬼龍院翔さんは長期リハビリを行い、症状を克服することができました。
7.小渕健太郎(コブクロ)
コブクロの小渕健太郎さんは2011年8月28日に発声時頸部ジストニアを発症し、活動休止を発表しました。
ライブにお越しいただいた方々の中で既にお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、昨年の末あたりから、小渕の声の不調がずっと続いておりました。
あらゆる処置を施しツアーをスタート致しましたが、なかなか快方には向かわず、 高音域の声を出そうとすると、首周りの筋肉が異常に硬直してしまい、声が出しづらいという症状が続いております。
ワーナーミュージック・ジャパンより引用
小渕健太郎さんは約8ヶ月間のリハビリを行った後に、2012年9月9日に約1年ぶりとなるライブを開催し完全復活を果たしました。
8.YOSHIAKI(175R)
人気バンド「175R」のドラム・YOSHIKIさんは、2019年10月に「局所性ジストニア」であることを告白し、音楽活動を休止しました。
実は10年以上前から自分の思う様にバスドラムが踏めなくなる等、ドラムを叩く際に違和感を感じるようになっていました。
音楽ナタリーより引用
最初はただ調子が悪いだけかなとも思い、練習時間を増やしたり、体のバランスを見なおしたりしたのですが、ライブになると、まったく調子は変わらずで、、
YOSHIAKIさんは現在もドラマーとしての活動を休止して治療に専念されています。
9.山村隆太(flumpool)
人気バンド「flumpool」のボーカルである山村隆太さんは2017年に機能性発声障害(声帯のフォーカル・ジストニア)の診断を受けたことで、flumpoolの活動休止が発表されました。
山村もファンに謝罪したうえで「自分で背負いこみ過ぎて…こんな誰も望んでない結果になってしまいました…。何ヶ月待たせてしまうのかもわからないけれど、一日でも早く強くなって、必ずステージに戻ってくる事をみんなとメンバーに約束します!」と誓った。
OEICONMUSICより引用
flumpoolの活動休止後にリハビリを続け、2019年1月にゲリラライブでバンド復活を果たしました。
10.白鳥雪之丞(氣志團)
ロックバンド「気志團」のドラム・白鳥雪之丞さんは、2012年6月に職業性ジストニアが原因で左手の筋肉不全断裂を発症したことをきっかけに、2014年3月31日に職業性ジストニアの治療に専念するため、無期休学を発表しました。
一番の理由は一昨年に発症した左手の筋肉不全断裂からの、その後に発症した職業性ジストニアにより、バンドに対して全く貢献出来なくなったこと。それでもメンバー達やスタッフの皆さんからのご好意もあり、何とか部分的に活動を続けさせて頂いて参りましたが、正直なところ精神的に限界を感じていました。
氣志團公式サイトより引用
絶対に強くなって帰ってくるから。
それだけは今約束するから。
氣志團公式サイトより引用
「絶対に強くなって帰ってくるから。」と誓った白鳥雪之丞さんは、活動復帰に向けて現在も治療に専念されています。
11.佐藤進(元卓球選手)
元卓球選手の佐藤進さんは、2014年4月に「分節性ジストニア」と診断を受け、2018年7月に「ジストニア友の会」で、ご自身の症状や闘病体験を明かしました。
佐藤さんは首やのど、足に症状があり、分節性ジストニアと診断された。
原因ははっきりはしていないが、運動をつかさどる脳の働きに関係があるとされる。そこで、堀内さんは筋肉がこわばるパーキンソン病の症状を抑えるときなどに使われる薬を処方した。分節性ジストニアにも有効だとの報告があるからだ。幸い、薬がよく効き、症状は治まっている。
朝日新聞DIGITALより引用
現在、佐藤進さんは卓球から離れていますが、処方された薬も効いて症状が治まっているようですね。
12.IMAJO(ギタリスト)
アニメ・特撮ソングの2人組ユニット「サイキックラバー」のギタリスト・IMAJOさんは、30歳の頃「局所性ジストニア」を発症しました。
「最初は違和感があるだけでしたが、次第に右手首が硬直し、内側に向くようになってしまった。右手首がバネで右肩の方に引っ張られる感じ。その力に逆らって弾くので、一曲弾き終えると、もう汗だくでした」
読売新聞オンラインより引用
2009年11月に脳の神経を焼く手術を行い、無事に成功。ジストニアは完治し、現在は国内外でライブを行い活躍されています。